ジャン・バルジャンとコゼット
こんばんは。
最近はお風呂上がりにブログを書いている私です。
今日は映画を観ていないので、考えたこと徒然と。
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今、私は実家に帰っているので、当然ご近所さんにはバレていると思います。
その内の一人から、母が「娘さん帰ってきてるの?」って聞かれたらしく、事情を軽く説明したとか。
私的には、ご近所さん仲良いし、変な噂立てられるよりマシだったので良かったです。
そしたら、そのご近所さんが、
「良かったね!帰ってきて。子どもがいた方が楽しいでしょ?」
って言ったそうです。
母はその通りだって言ってました。私が帰って来る前は、笑うことなんて無かったからって。
実は、母と私は昔色々あって少し疎遠になっていました。結婚が決まってからも、極力実家には帰らず、そのままフェードアウトしようと思っていました。
一方で、自分の母親を社会的に失うという喪失感も味わっていました。私の親友に、同じような機能不全家族の子がいるんだけど、その子が「後ろ盾を失うって本当に心もとない」と言っていました。まさに、その通りだと思います。
自分のルーツを自分自身で消す訳ですから。アイデンティティの喪失にも繋がります。それはそれは辛かったです。
何があっても、何をされても、世界に一人だけの母親ですから。
やっぱり、寄り添い合えるなら寄り添い合いたいです。
今、こうして実家に頼らざるを得ない状況になって、少しずつ家族のことを受け入れられるようになってきました。
やっぱり、昔の私は余裕が無かったんだと思います。家族に限らず、周りの人が完璧でないと気が済みませんでした。もちろん私も。
みんな色々あって当たり前なんですよね。生まれてから今まで、全て正しかった人なんていないと思います。私だって、色々間違えたから今ここに生きている。それぞれが、必要なことだったのだと思います。
ようやく、自分や周りに対して、良い距離感で物事を見られるようになって、楽です。全てを白黒つけようとすると辛いです。無理なことなので。
みんな、色々折り合いをつけて生きているのです。沖縄の人だって、ハワイの人だって。
彼らを見習いたいものです。
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私と恋人について。
実は、私と彼は結構年齢が離れています。
そのせいか、私たちは普通の若い恋人たちとは少し違う関係性のような気がします。
もちろん、私は彼に恋をして、めでたく結ばれた訳ですが、彼の私に対する感情は、保護者意識の部分が大きい気がします。
…う〜ん、上手く言えないんだけど、例えていうならば、レ・ミゼラブルのジャン・バルジャンからコゼットに対する感情?かな。
自分に生きる希望を与えたくれた宝物、みたいな。うぬぼれ過ぎ?(笑)どうですか、恋人。
今度答えを聞いておきます。
さて、今日はここまで。
(今日作ったアスパラの豚肉巻き&具沢山オムレツ。オムレツにはパプリカが入っています)